秋田市仁井田の「火振りかまくら」  2010年1月15日 

仁井田地区で毎年1月15日に行われる火振りかまくら、五穀豊穣、無病息災、家内安全を願う小正月の行事です。
昔から伝わる伝統行事ですが、約40年間途絶え、1989年に復活したとのことです。
今年は復活してから21回目、吹雪で厳しい寒さの中、多くの方が参加されました。

御野場中学校近くの田んぼで、17:40神事、18:00かまくら点火、火振り開始、19:00終了。

三脚につけたカメラは強風で倒れそうになり、それを抑える手は寒さで震え、大変でした。
秋田季節巡り戻る
おごそかな神事
雪が降り積もった白い田んぼで神事が執り行われました。
じっとしていると、寒さが骨にしみるようです。
かまくらに点火
ワラで合掌造りの様に組まれた「かまくら」に点火
風にあおられ、たちまち燃え立ちます。
ワラ束に火をもらいます
燃え盛る「かまくら」や所々に置かれた松明から、
縄をつけたワラ束に火をもらいます。
火が付いたら、ぐるぐる回します
火のついたワラ束を勢いよくぐるぐる回します。
これが火振りです。強風で火の粉が飛び交います。
きれいな火振り
きれいな輪を描いて、火振りが回って
います。
風にあおられます
風に吹かれて、輪を描けません。
火の粉を浴びて危ないです。
風が強くて危ないです
強い風で、火振りがうまく回って
くれません。

上へ上に戻る