アワノメイガ  (粟野螟蛾)   Ostrinia furnacalis
分類:昆虫綱・チョウ目・ツトガ科
食草(幼虫):イネ科
害虫度:高★★★ 
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トウモロコシの害虫と言えば、アワノメイガとアワヨトウ、アブラムシです。アワノメイガの幼虫は、必ずと言ってよいほど、トウモロコシの茎や実に食い入り被害を及ぼします。
対策は受粉後すぐ雄花を切り取ったり、実に袋をかぶせるとか、収穫を早めるぐらいしかありません。
農薬の使用は市販のトウモロコシによくあるように、薬臭く美味しくありませんし、もちろん健康上も気になります。
成虫は前翅15mmぐらいのベージュ色の蛾です。外見はアズキノメイガと識別は難しいです。
  

実のてっぺんに食い入る幼虫。

実際はもう少し白っぽいです。フキノメイガと見紛います。

22mmぐらいの幼虫。

体長26mmぐらいの大きい終齢幼虫。

トウモロコシの皮に付いた繭。

繭の中から取り出した約20mmの蛹。くねくね動きます。