アズキノメイガ(フキノメイガ)   Ostrinia scapulalis
分類:昆虫綱・チョウ目・ツトガ科
食草(幼虫):アズキノメイガはマメ科、ナス科、アオイ科等、フキノメイガはキク科
害虫度:高★★★ 
 戻る


アズキノメイガ、フキノメイガ共、幼虫は野菜の実や茎に入って中を食害します。
茎に入ると折れることがあり、やっかいな重要害虫です。
アズキノメイガはインゲン、ダイズ等のマメ科、ピーマン、ナス等のナス科やオクラ。フキノメイガはフキ、キクの茎に入ります。
茎の周りに木くずの様なものが付いていたら、この幼虫の可能性が高いです。

 成虫は前翅長15mm前後の薄茶色のガです。


やさしい色のガですが、重要害虫です。

食用菊のフキノメイガ。 

危険を察すると飛んで葉の裏に止まります。

食用菊の葉裏のフキノメイガ。

折れたダイズの茎を割って見ると、
やはりアズキノメイガの幼虫が。

折れたキクの茎の中にはフキノメイガが。

折れた菊の茎から取り出したフキノメイガ。
長さ25mmぐらい。

インゲンのさやの中に食い入っていたアズキノメイガ。

オクラの葉の付け根の侵入口。
中に虫が入った証拠です。


オクラの葉を切り取って割って見たら、
15mmぐらいアズキノメイガの幼虫が。