ゴマダラカミキリ
分類:昆虫綱・甲虫目・カミキリムシ科
食草:幼虫:樹木、 成虫:樹木、果実など
害虫度:樹木に対しては、高★★★  野菜に対しては、低★ 
 戻る

 果樹や庭木を枯死させる、最大級の害虫です。樹木の地際に産み付けられた卵が孵化し、幼虫が樹木の内部に侵入します。この幼虫をテッポウムシと呼んでいます。幼虫が木の中で蛹となり、やがて成虫となって脱出します。成虫の体長は3cm 前後、メスの方が大きいです。
 ここの街区のシンボルツリーであるライラックが、この虫のために枯死したところが多いです。樹木の地際に鋸屑のような木屑があれば、テッポウムシが入った可能性があります。
野菜畑では、キュウリの茎をかじっているところを見ましたが、被害はほとんどありません。
2011/8/6撮影
3cmぐらいの成虫、キュウリにいました。
2011/8/6撮影
カミキリムシの愛好家が多く、子供たちも好きですが、樹木の大害虫です。
松枯れの原因のマツノザイセンチュウの宿主となるマツノマダラカミキリも近縁です。見つけ次第退治していただきたいと思います。