ナガメ (菜亀虫)     Eurydema rugosa  
分類:昆虫綱・カメムシ目・カメムシ科
食草(幼虫・成虫):アブラナ科、キク科など
害虫度:中★★ 
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菜の花につくカメムシなので菜亀虫。
その名の通り、幼虫、成虫ともアブラナ科につきます。
繁殖力が強く、油断するとダイコンや菜花類の被害が大きくなります。

人の気配を感ずると葉裏に隠れますが、捕まえるのは意外に簡単です。
成虫の体長は8mm前後、カップルでいるのをよく見かけます。
アブラナ科の重要害虫です。
  
2010/06/26撮影
大きさ1cmぐらいの大きなナガメです。
どこか、南の国の伝統紋様の様な姿です。
 
2015/05/26撮影
卵は縞模様で1oぐらい、孵化直後の幼虫はオレンジ色です。
もうすぐ黒い文様が現れます。
2011/07/14撮影
ナガメの卵がアスパラに。几帳面に12個並んでいます。
直径は約1mm、これを採取して孵化させます。
2011.07.19撮影
アスパラについた卵を採取した日から、5日後に孵化しました。大きさ1.5mmぐらいでしょうか。
2009/07/03撮影
菜の花の葉を食べるナガメの幼虫。大きさは3mm〜7mmです。
2010/07/15撮影
だいぶ大きくなった幼虫。
2010/07/15撮影
キクに成虫と幼虫が一緒にいました。
2010/06/26撮影
鮮やかで、一度覚えたら忘れません。