セスジスズメ (背条雀蛾)    Theretra oldenlandiae
分類:昆虫綱・チョウ目・スズメガ科
食草(幼虫):サトイモ科、ヒルガオ科などの植物
害虫度:低★ 
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幼虫は80mm前後の大きなイモムシ。
体色は黒や緑、前から後ろまで黄色や赤の眼の様な紋があり、初めて見るとびっくりします。
黒いアンテナのような尻尾の先端は白、一度覚えたら忘れません。
畑ではサトイモと雑草のカラスビシャクの葉を食べています。
大発生しない限り、野菜の被害は軽微だと思います。
  

サトイモの葉にいたセスジスズメ。体長は40mmぐらい、小ぶりです。

大物が、サトイモの葉をモリモリ。

まるでヘビのようです。測ると8pちょっとあります。

雑草のカラスビシャクも好きです。

緑型です。

超大物、9p超えています。
こんなでかいのは見たことありません。

上半身アップ。
この幼虫を羽化させたいと思います。8月23日

23日に持ち帰った幼虫の姿が28日に見えなくなりました。枯葉の下の土に潜ったようです。

9月11日に掘り出すと、土繭の中で蛹になっています。
蛹の大きさは4.5cmぐらいあります。大きいです。

2020年6月16日の朝に羽化。9ヶ月以上かかりました。
名前の通り、背中の長い白い筋が識別ポイント。

上半身のアップ。 

前翅長は約35o、元気に羽ばたいています。
6/24まで約8日間生きました。