ツマジロカメムシ  (褄白亀虫)   Menida violacea
分類:昆虫綱・カメムシ目・カメムシ科
食草:コナラ、クヌギ、柿などの樹木、インゲン、ダイズなどのマメ科
害虫度:低★ 
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成虫の大きさは9mmぐらいで、ブチヒゲカメムシに似ています。体が小さいこと、全体が黒っぽく光沢があることで識別できます。
名前の由来は、小楯板(ショウジュンバン)先端が白いので褄白( ツマジロ)。

畑での数は少ないですが、マメ類のほかにナスやオクラにも取りついています。いろいろな植物を吸汁するのでしょう。


カメラを向けると、ナスの葉の裏表を逃げ回ります。

オクラのてっぺんについています。

朝日を浴びて、前胸背板の金色が輝きます。

光沢があり、全艶ニスを塗っているようです。

小楯板の白がチャームポイントです。

前翅革質部が伸びた幼虫、5齢でしょうか。 

後から。腹部の赤紫が目立ちます。
頭部、前胸背等の黒メタリック色は成虫の色彩です。