ウスカワマイマイ   (薄皮蝸牛)   Acusta despecta sieboldtiana
分類:腹足綱・柄眼目(へいがん)(マイマイ)目・オナジマイマイ科
食草:広範囲にわたる
害虫度:低★ 
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いろいろな野菜を食害するカタツムリ、畑にはウスカワマイマイがいます。
名前のごとく殻が薄く、直径は大きいもので25mm。雨の日や曇った日に多く見られます。
カタツムリは一個体が卵子と精子を持つ
雌雄同体です。
一個体でも自家受精できますが、産卵数や孵化率が著しく低下します。
効率よく子孫を増やすためには、他の個体と交尾し互いの精子を交換する必要があります。

2010/08/31撮影
直径7mmぐらいのちいさなカタツムリ。
2010/06/18撮影
カボチャの葉から、木柵の上に移して撮影。
2010/06/18撮影
直径25mmの特大ウスカワマイマイ。
2014/7/7撮影
お互いの生殖器を伸ばし、交尾しています。
2014/7/7撮影
ダイコンの葉上で交尾中です。雌雄同体です。
2020/6/20撮影
ここにもカップルが。

トイレ中。

じょうろに上って背伸び。

取っ手まで伸びてつかまり、上に移動しました。 

卵です。球形で大きさは約2o、60個近くあります。
ナメクジの卵は少し長球でもっと透明感があります。