ワタアカキリバ  (綿赤切羽蛾)   Cosmophila flava
分類:昆虫綱・チョウ目・ヤガ科 エグリバ亜科
食草(幼虫):オクラ、フヨウなどのアオイ科植物
害虫度:低★ 
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幼虫はオクラの葉を食害します。蛹は黒く15mmぐらいです。
成虫はオスとメスの色が違います。メスは全体が黄色っぽく、褐色の線模様があります。
オスはごげ茶色の地色に金色の模様があります。
他に、オクラの葉を巻く害虫にワタノメイガがいますが、見分けるのは難しくありません。
  
2010/09/21撮影
オクラの巻かれた葉を開くと、25mmぐらいの幼虫が出てきました。
ワタノメイガの老齢幼虫は、白っぽい緑です。
2010/09/09撮影
巻かれたオクラの葉の中に蛹がありました。これを羽化させます。
ワタノメイガの蛹は茶色です。
2010/09/18撮影
羽化させるとオスのワタアカキリバです。 
2010/9/18撮影
前翅長15mmぐらい。
2013/8/29撮影
オクラの巻葉の16mmぐらいの蛹、くねくねと元気です。
これを羽化させることにします。
2013/9/5撮影
8日後、ワタアカキリバの♀が羽化しました。
前翅長16mmぐらい。
 2013/9/6撮影
 裏側から見ると、脛節には発達した棘があります。