ヨトウガ (ヨトウムシ)  Mamestra brassicae 
分類:昆虫綱・チョウ目・ヤガ科
食草(幼虫):広範囲にわたる
害虫度:高★★★ 
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いろいろな野菜を食害する名の知れた害虫です。
中齢幼虫以降は日中は土中に潜み、夜に地上に出て植物を食害するとの記述が多いですが、曇った日などは日中でも見ることができます。
チョウは昼、ガは夜に飛ぶと言われるように、
このガも夜に畑に飛来するため、成虫を撮影する機会はなかなかありません。 
 

実測で直径は約0.55o、すごい数の卵です。

キャベツの葉裏に産み付けられた卵、直径0.6mmぐらいです。

孵化まもない幼虫は尺取虫のように歩きます。

丸々太った4p近い幼虫。 

ひっくり返すと、行儀よく脚を揃えます。

きれいな緑色の中齢幼虫です。

緑色型と褐色型、同じぐらい目にします。

40mmぐらいの老齢幼虫。
昼は土の中に潜みます。

土の中にいたヨトウムシ老齢幼虫、2匹ならべて写しました。
触るとこのように丸くなります。

地面をすばやく移動します。

メキャベツの根元の土を掘ると、こんなにいました。大きいのがヨトウガの終齢幼虫です。他に、カブラヤガ、スジキリヨトウ、シロシタヨトウもいました。スジキリヨトウは、野菜も食べるのでしょうか?。