サビキコリ  (錆木樵)   Agrypnus murinus
分類:昆虫綱・甲虫目・コメツキムシ科
食餌:小さな昆虫など 
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幼虫は土中に住み小さな昆虫や腐食物などを食べ、成虫は植物の上で昆虫を捕食します。
成虫は、危険を察すると足を縮め死んだふりをします。そのまま裏返しにしておくと、やがてパチンと音を立てて起き上がります。

仲間のクロクシコメツキやマルクビクシコメツキの幼虫(ハリガネムシ)は、土中でサツマイモやジャガイモなどに穴をあけ、被害あたえます。
本種の幼虫による野菜の被害は不明です。
体長は幼虫が25mmぐらい、成虫は15mm前後です。

2010/06/29撮影
錆色のコメツキムシ、野菜の葉で見かけます。
2009/09/22撮影
裏返しにすると死んだふりします。しばらくするとパチッと音を立てて起き上がります。
2010/07/17撮影
昆虫を捕食するサビキコリ。この点では益虫です。
幼虫は、私の畑では被害がありませんが、ひょっとして、イモ類に穴をあけるかもしれません。

オクラの花でじっとしています。

ナスの葉上をなめるようにしています。
何かを食べているのでしょうか。