ハグロケバエ     Bibio tenebrosus
分類:昆虫綱・ハエ目・ケバエ科
食性:腐植物等
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成虫の体長は♀が約16mm、♂が約13oで翅も体も黒いケバエです。
頭部は♀が極端に小さく、♂の方は大きいので区別は簡単です。
成虫の発生は春で、幼虫は落葉や植物残差等の腐植物の多い所で越冬し蛹になります。
春に羽化した成虫の寿命は10日前後、5月下旬になると姿が見えなくなります。

ケバエの仲間の幼虫は、芋虫に毛が生えたように見えます。なので毛蝿なのでしょうか。
ケバエやコウカアブ等の幼虫が集団でうごめいている様は気持ち悪く、なかなか撮影する気になれません。
 

羽化間もない♀です。おぼつかない飛び方をします。

これも♀。

カップルです。左が♂、右側が♀。

下が♀、上が♂。
頭の大きさと、体の大きさが違います。

あちこちでカップル誕生です。

♀が頭小さい、体大きい。
♂が頭大きい、体小さい。