ジョロウグモ       Nephila clavata
分類:クモ綱・クモ目・ジョロウグモ科
食餌:昆虫類
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成熟♀は体長20〜35o、腹部は黄色とメタリック調の灰青色で、脚は黒と黄色のコントラストが目につきます。
ジョロウグモは、どこにでもいるお馴染みのクモです。私の畑でも、お盆ごろから目にするようになります。
クモの巣は、背の高い野菜や支柱を利用して張った目の細かい円網です。
クモノ巣は3重で、獲物を待ち構えて待機するのは真ん中の巣、その前と後ろにさらに1枚づつ張ります。
成体は秋に見られ、卵は卵嚢の中で越冬し、翌年春に子グモとなって出嚢します。産卵回数は1〜2回。

子供の頃、秋の野山を歩き回ると、顔がジョロウグモの巣によく引っ掛かりました。
クモを捕まえてお尻から糸を出し、出なくなるまで指にぐるぐる巻いて遊んだこともあります。
 

体長約18oの幼体♀。あちこちに巣を張っています。
3重構造の大きな巣を張っています。

幼体♀の背面。 

幼体♀の腹面。
裏から見ると、出糸突起付近とその側面は赤色です。
黒に黄色の長い脚も目立ちます。

♂です。体長は8oぐらい。♀がまだ幼体のうちに、巣の片隅に陣取っています。ませています。

大きな亜成体の♀です。体長約34oあります。
一番上の横糸は太くしっかりしています。
左右の支柱を足掛かりにしていて、網は1枚だけです。

体長を測ると約34oあります。これは大きいです。
模様は亜成体ですが、大きさは成体より大きい。

成体♀、体長30o。大きなおなかをしています。

腹面の赤が目立ちます。

大きなおなかです。もうすぐ産卵。