ムカシヤンマ     Tanypteryx pryeri
分類:昆虫綱・トンボ目・ムカシヤンマ科
食性:成虫はハエやガ等、幼虫(ヤゴ)は土中昆虫等
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日本特産種。大きさは全長75o前後、色は黒地に黄色の斑紋があります。
特に腹部は太く、そのせいか全体的にずんぐりして見えます。メスは卵を空中から産み落とす生殖弁でなく産卵管を持ちます。

メスは水の染み出た斜面や湿地を訪れ、コケや湿土に産卵管を差し込んで産卵します。
孵化した幼虫(ヤゴ)はトンネル穴を掘って、この中で3年ぐらいかけて成長します。
 

おっとりしていて虫取り網で簡単に捕まえました。
黒地に鮮やかな黄色の斑紋が目立ちます。

翅胸前面は薄茶色です。黒い複眼は左右離れています。

太い腹部の長さは50o前後、どうやらメスのようです。

解放すると、近くの草に止まりました。

ムラサキツユクサにも止まりました。

時々、私の畑には思わぬ来客が訪れます。