ヤマトシジミ  Pseudozizeeria maha 
分類:昆虫綱・チョウ目・シジミチョウ科
食草:幼虫はカタバミ、成虫は花蜜
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前翅長14o、開張25oほどの小さなシジミチョウ。翅の表面は♂が水色〜青色で♀は黒ずんだ色をしています。
裏面は♂♀とも薄灰色地に黒の斑紋が散りばめられていて、区別は難しいです。
畑では、野菜や草の間をチラチラと低く飛んでいます。
年5回ぐらい発生し、成虫の期間は5〜10月、特に8月に多く見られます。越冬態は幼虫。
名前の由来は諸説ありますが、翅がシジミ貝に似ていて、日本に広く分布していることからとか。
 

薄灰色に黒の小さな斑紋がたくさん。

翅の裏面で、♂♀の区別が難しいです。

表面を見れば♂♀の区別が容易です。
青色なので♂。

黒っぽい灰茶色で地味なので♀。

野菜の間をたどたどしく飛び回っています。