秋田市豊岩のやまはげ  2010年1月10日 

豊岩地区に伝わる小正月の伝統行事、「やまはげ」をご紹介します。

「やまはげ」と同じ語源をもつ行事は、日本海側の東北から北陸の各地にあります。
「あまめはぎ」「あまのはぎ」「なまはげ」「あまはげ」「なもみはぎ」「なごめはぎ」など。

語源は怠け者の足にできる、あまめ、なもみを剥ぎ取ることから「あまめはぎ」「なもみはぎ」。
それが転訛し、土地それぞれの言葉で呼ばれるようになったとのこと。
「あまめ」や「なもみ」とは、いろりやこたつに長く暖まっているとできる火だこや座りだこ。

そう言えば身近に、電気こたつの中に3時間寝そべっていて低温やけどした人が。
       
秋田季節巡り戻る
やまはげ乱入
突如、唸り声をあげて「やまはげ」乱入。
カメラの設定、間に合いません。大ブレです。
怖い!
卒倒しそうな迫力。障子に映った影も、心霊写真の様で、かなり怖いです。

勘弁してください
もう怠けないから勘弁して!夢に出てきそうです。
カメラは、まだ大ブレです。
迫力ある、いでたちです
ようやく落ち着いて、カメラのフラッシュON。
顔が大きく、髪も独特です。着物は分厚く重量感のある藍染のもので、しめ縄を巻いています。
独特の雰囲気です
髪はモグと呼ばれる藻を編んだもので、触るとポロポロとはがれ落ちます。落ちるとご利益があるそうです。
それにしても、かなり重そうです。
顔は鼻筋が通っていて、なかなかハンサムです。
ようやく慣れてきました
ようやく「やまはげ」も私たちも、少し落ち着きました。
そこですかさず勇気を出して、一杯ぞうぞ!

上へ上に戻る