オオニジュウヤホシテントウ Epilachna vigintioctomaculata Motschulsky 分類:昆虫綱・甲虫目・テントウムシ科 食草:ナス科、ウリ科など 害虫度:中★★ |
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成虫、幼虫とも、ジャガイモやナス、トマト、ピーマン、シシトウなどのナス科野菜に群がります。 産卵数が多く子だくさん、卵を放っておくと被害が大きくなります。産卵後約5週間で成虫になります。 対策は、春に飛来する越冬成虫を見つけ次第捕殺し、時々葉の裏を念入りに確認し卵を取り去ることです。 そうすることで被害は激減します。無農薬の私の畑では成虫の飛来はありますが、幼虫による被害はありません。 卵や蛹は益虫のテントウムシに似ていますが、見慣れると一目で識別できます。 益虫のテントウムシとの識別は、成虫の翅のツヤで判断できます。害虫はツヤなしでくすんで見えます。 益虫のナナホシテントウやナミテントウはツヤありです。 |
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成虫は、毛が生えたようなツヤなしです。大きさ8mm前後。 |
カップル。よく見かけます。左が♀。 |
産卵中。完了まで時間がかかります。 |
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時間をかけて、ゆっくりと。 |
バラバラした葉裏の卵、大きさは約1.5mm。1卵塊当りの卵数は20〜50個、1雌で10〜20卵塊産卵します。益虫のテントウムシの卵塊は、こじんまりまとまっているので見分けがつきます。卵期間は約10日。 |
ナスの葉裏の卵。ジャガイモ、ナス、トマト、ピーマン等に産み付けます。1週間ごとに葉の裏を確認するだけで、被害を最小限にすることができます。農薬は全く不要です。断言します。 |
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黄色の卵でバラバラっとした感じ、目立ちます。 |
孵化しました。幼虫の大きさは1.5〜2mmぐらいです。 幼虫期間は約20日。 |
卵をそのままにすると大変なことになりま。葉の裏を見て卵を発見したら、必ずしっかりつぶしてください。 |
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この幼虫が、ジャガイモの葉を食べつくします。 |
大きさ3oぐらいの幼虫。孵化後3日ぐらいでしょうか。 |
脱皮直後です。きれいな黄色です。4回ぐらい繰返し蛹になります。 |
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葉裏の幼虫、6mmぐらい。黒いトゲトゲがあります。食欲旺盛で、数が多いと野菜が丸坊主にされ、枯れてしまいます。 |
葉裏の蛹、葉にしっかりとくっついています。蛹期間は約1週間。 |
ジャガイモの近くのグラジオラスに移動して蛹になりました。 |
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羽化。蛹を脱ぎ捨てて成虫になります。 |
成虫も食欲旺盛で、棚田模様の食痕を残します。 |
ナス科野菜の次はウリ科野菜に群がります。 大きなカボチャの葉上はサロンのよう。 |