ウスバシロチョウ  (薄羽白蝶)   Parnassius citrinarius
分類:昆虫綱・チョウ目・アゲハチョウ科・ウスバアゲハ亜科
食草(幼虫):ムラサキケマンなどのケシ科キケマン属植物 
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シロチョウとついていますが、アゲハチョウ科に分類され、ウスバアゲハと呼ばれることもあります。
前翅長35mmぐらいの半透明のきれいな蝶で、白地に黒い筋、薄墨の斑紋があります。
5月から6月初旬頃、姿を見せてくれます。発生は年一回で、越冬態は卵。
幼虫の食草は、ムラサキケマンやエゾエンゴサク等のケシ科キケマン属植物です。
近縁種に、北海道に生息するヒメウスバシロチョウ(Parnassius stubbendorfii)があります。
私の畑の林縁には、幼虫食草のムラサキケマンが多く咲いています。
       
2014/5/31撮影
半透明のきれいなチョウです。
2014/5/31撮影
近づいてカメラを向けても逃げません。
2014/6/1撮影
野菜の花にもよく止まり、蜜を吸います。