■ゆりの木トップ
ゆりの木通信 vol.1 (2004年4月号)
 桜の咲く季節、おかげさまでやっとオープンにこぎつけました。末永くよろしくお願いいたします。

■店名:ゆりの木について
 長年住んでいた川崎市麻生区には、大好きなユリノキの並木がたくさんありました。御所野のここの土地を最初に見たとき、道路交差点の歩道にある木がユリノキだと気がつきました。
 私たち夫婦の名前に「ゆ」と「り」の文字があり、これも何かの縁と思い、店名を「ゆりの木」にしたのです。

■趣味が高じてそば屋に
 私の夫は元ゼネコンのサラリーマン。台所に立ったことが無い夫が、なにを思ったのかそば打ちを趣味にしたのが11年前です。初めは3日坊主と思いましたが、感心な事に10年続けてきました。そして、50歳で周りの反対を押し切り退職し、そば打ちプロ修行1年を経て、技術屋がそば屋のマスターになったのです。
 私は長〜く専業主婦をしてきましたが、小さい頃から料理好きで、その方面の道に進みかけたこともありました。夫の決断に引きずられて、子供の頃の夢を実現することができたのかな、と思っています。
 ともあれ元サラリーマンと専業主婦が始めたお店です。何かともどかしく思われることもあると思いますが、どうぞ気長に見ていただきたいと思います。

■懐かしの大菩薩連峰の花
 夫の山登りに無理につきあわされて、今では延べ600山以上を登りました。初めは苦しいだけでしたが、そのうち山の花や野鳥のさえずりを楽しむようになり、山の良さがわかりました。
 花に逢いたいがために、年に何回も訪れる山々。その中に、中里介山の小説で有名な山梨県の大菩薩連嶺があります。それでは懐かしの大菩薩連嶺の花々を紹介いたします。

マツムシソウ ウメバチソウ コウリンカ クガイソウ
マルバダケブキ ヒメヒゴタイ ハナイカリ ホタルブクロ